学術活動・講演

【活動報告】5月31日-6月4日 展示会「サハリン、記憶の重ね書き」

メディア・ツーリズム研究センター主催のシリーズ企画、「瞬間を切り取る:旅行、メディア、文化継承」の第1回イベント「サハリン、記憶の重ね書き」は、紀伊國屋書店札幌本店にて開催されました。イベントの開催中、北海道大学のパイチャゼ ・スヴェトラナ教授、韓国・漢陽大学の李俊榮研究助教授、ならびに北海道大学の高橋誠氏にご講演いただきました。

5月31日から6月4日にかけて実施したイベントおよび展示は、本年度におけるメディア・ツーリズム研究センター主催のシリーズ企画の一環として開催されたものであり、期間中は多くの市民が来場し、総じて大きな反響を得ました。

 

5月31日に実施したトークセッション「写真とリサーチの交差点」は、紀伊國屋書店札幌本店1階にて開催されました。当日は、司会を務めた高橋氏の進行のもと、李助教授が現地調査で撮影した映像資料を用いながら、現在のサハリンの状況について報告を行いました。続いて、パイチャゼ教授が自身の研究経験を踏まえ、サハリン研究の現状と課題について講演しました。トークセッションには30名以上の市民が参加し、サハリンにおける住民の生活や教育の現状などについて、活発な質疑応答が行われました。

6月1日および6月3日に実施したギャラリートークは、紀伊國屋書店札幌本店2階のギャラリースペースにて開催されました。会場では、現在のサハリンで撮影された写真と、樺太時代の絵はがきを同一地点ごとに対比して展示する構成とし、地域における時空間の変化を視覚的に体感できる内容としました。ギャラリートークでは、パイチャゼ教授および李助教授が写真資料の解説を行うとともに、日本、ロシア、韓国における関連研究にも言及しながら、来場者に向けて丁寧な説明を行いました。

今回の展示会・トークは、研究者と市民が直接交流する場を提供するとともに、サハリンの歴史と現在を映し出す写真、絵はがき、地図といった多様なメディアを通じて、世紀を超えた人・モノ・情報の移動とその流動性を体感する機会となりました。

 

このイベントは、『朝日新聞』、『毎日新聞』、『北海道新聞』により報道されました。報道の詳細については、当日の紙面をご覧いただくか、以下のリンクからご確認いただけます。

 

『朝日新聞』「サハリンに残る「日本」、記憶を重ねる写真展 31日から札幌で」

https://www.asahi.com/articles/AST5X3FGST5XIIPE008M.html

 

『毎日新聞』「サハリンの今昔写し出す写真展 札幌で4日まで/北海道」

https://mainichi.jp/articles/20250602/ddl/k01/040/026000c

 

『北海道新聞』「サハリン 日本統治時代と現在比べて 札幌で写真展」

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1167861/