スタッフ紹介
センター長
田代亜紀子 (准教授) Akiko TASHIRO
上智大学大学院外国語学研究科地域研究専攻博士課程修了。博士(地域研究)。2006年から(独)東京文化財研究所、2010年から(独)奈良文化財研究所において文化遺産国際協力業務に従事。2015年4月から現職。文化遺産保存政策と地域社会をテーマに東南アジアにおいてフィールドワークをおこなう。主著に『アンコール・ワットを読む』(共著、連合出版、2005年)、『グローカル/ローカル 文化遺産』(共著、上智大学出版、2010年)、The Ancient East-West Corridor of Mainland Southeast Asia(共編著, GeoInformatics, 2019)などがある。
メンバー
岡本亮輔 (教授) Ryosuke OKAMOTO
1979年東京生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(文学)。専門は観光学、宗教学。単著に『聖地と祈りの宗教社会学―巡礼ツーリズムが生み出す共同性』(春風社、2012、日本宗教学会賞)、『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』(中公新書、2015)、『江戸東京の聖地を歩く』(ちくま新書、2017)、Pilgrimages in the Secular Age: From El Camino to Anime(JPIC、2019)、『宗教と日本人―葬式仏教からスピリチュアル文化まで』(中公新書、2021)。共編著に『聖地巡礼ツーリズム』(弘文堂、2012)、『宗教と社会のフロンティア』(勁草書房、2012)、『東アジア観光学』(亜紀書房、2017)、『フィールドから読み解く観光文化学』(ミネルヴァ書房、2019、観光学術学会教育・啓蒙著作賞)、『いま私たちをつなぐもの―拡張現実時代の観光とメディア』(弘文堂、2021)。講談社『現代ビジネス』、プレジデント社『プレジデントオンライン』などで連載。
金成玟(金ソンミン) (教授) Sungmin KIM
1976年、韓国ソウル生まれ。博士(学際情報学)。専門はメディア・文化研究、文化社会学。研究対象は、東アジアのマスメディア、ポピュラー文化、都市・観光文化。ソウル大学言論情報学科修士課程修了。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。著書に『戦後韓国と日本文化―「倭色」禁止から「韓流」まで』(岩波書店、2014年、韓国語版は2017年)、『東アジア観光学―まなざし・場所・集団』(共編著、亜紀書房、2017年、韓国語版は2017年)、『文化社会学の条件―二〇世紀日本における知識人と大衆』(共著、日本図書センター、2014年)、『想起と忘却のかたち―記憶のメディア文化研究』(共著、三元社、2017年)など。
西村龍一 (教授) Ryuichi NISHIMURA
東京大学人文科学研究科独語独文学修士。主な論文として、「情報の「人形」の形而上学――押井守のゴースト連作について」 「知覚複製メディアとアウラへの意識」 「電話の声とアイデンティティ――『ねじまき鳥クロニクル』あるいはメディア時代の文学」 「隣接性の暴力――ハイナー・ミュラーの喩」など。
パイチャゼ・スヴェトラナ (教授) Svetlana PAICHADZE
北海道大学国際広報メディア研究科博士課程修了。博士(国際広報メディア)。専門は移民教育、アイデンティティと言語、多文化共生。共編著にVoices from the shifting Russo-Japanese border: Karafuto/Sakhalin(Routledge, 2015)、Russia and the countries of the APR: migration processes and problems of intercultural communication. Asia in Russia(NSTU出版会、2019)、共著に『サハリン残留―日韓ロ百年にわたる家族の物語―』(高文献、2016年)など。
天田 顕徳(准教授) Akinori AMADA
筑波大学大学院人文社会科学研究科修了。博士(文学)。専門は宗教学、民俗学。山岳信仰などの宗教文化が関わる文化観光を研究対象にしている。単著として『現代修験道の宗教社会学』岩田書院2019年、近年の論文として「羽黒山山伏集落の現状と山岳修行の変容 ―コロナ禍を通して見えてきたもの―」(『現代宗教』、公益財団法人国際宗教研究所、2022年)、「現代修験道の素描 ―〈まつわるもの〉と〈そのもの〉の関係に注目して―」(『現代思想(総特集 陰陽道・修験道を考える)』、青土社、2022年)などがある。
ペッリカノ・エリーザ(博士研究員) Elisa PELLICANÒ
北海道大学国際広報メディア・観光学院国際広報メディア・観光学専攻博士課程修了。博士(学術)。専門はメディア社会学、歴史社会学、マイノリティ研究。研究対象は日本における人種概念とジェンダーの交差性。主な論文として、"Beyond Akogare: the White Female in Japanese Underwear advertisements"(Situations: Cultural Studies in the Asian Context, 14(1). 2021)、「テレビ広告の「外国人」表象にみる「ローカル」と「グローバル」の規範性―「人種」概念を手がかりに」(『国際広報メディア・観光学ジャーナル』 31号,2020)などがある。